
アイリッシュ・コーヒー
- ロング
- ワイングラス
- 甘口
- ブラウン(琥珀色)
- 普通
- ビルド
- 温めたワイングラスに砂糖を入れる。
- 熱いコーヒーを注ぎ、ウイスキーを入れ、生クリームをフロートする。
1940年代後半、アイルランド西海岸にあるシャノン空港のレストラン・バーのチーフバーテンダー、ジョー・シェリダンが考案した。航空機の航続距離が短く、パリやロンドンからでさえ大西洋をダイレクトに横断できなかった時代、シャノン空港に立ち寄り給油してからカナダ東端のガンダー空港を目指し旅立って行った。冬、給油のために機外に降ろされ、厳寒の中を空港待合室にやってくる乗客のために、ジョーは冷えきった身体を温めるカクテルとしてコーヒーに特産のアイリッシュウイスキーを入れる。また酪農の盛んな国柄を印象づけるために生クリームを浮かべ、滑らかな口当りにする。これが乗客たちに評判となり、口コミで世界中にレシピが広まっていった。